「埼玉古墳群」は県名発祥の地、行田市大字埼玉にあり、5世紀の終わりから7世紀のはじめごろまでにつくられた9基の大型古墳が群集し、国の史跡に指定されています。埼玉県では、この地域約30万uを「さきたま風土記の丘」として整備を進めてきました。
古墳の中でも、丸墓山古墳は日本で最大の円墳であり、二子山古墳は武蔵の国(現在の埼玉県・東京都・神奈川県の一部)で最も大きな前方後円墳です。また、稲荷山古墳からは、昭和43年の発掘調査の際、金錯銘鉄剣をはじめ多くの遺物が出土し、これらは、昭和58年に一括して国宝に指定され、さきたま資料館で展示しています。
・・・さきたま資料館のパンフレットより。
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